和紙・洋紙 問わず、紙を使った様々商品や作品が数多くあります。
そんな中でも「紙の可能性」を感じる作品や商品をご紹介いたします。
どの作品も作者の思いが込められています。是非ご覧ください。
建築家で近畿大学建築学部非常勤講師の橋口新一郎氏が、
繊細な和紙の良さに着目され、和の空間には欠かせない和紙の危機的な状況を快復し、
現代社会に和の空間を復興させるべく動き出しました。
コウゾの皮を剥いだ枝を組み合わせたものを、主な構造体とし、
壁面は和紙を積層させて構築した、2帖大の「和紙の茶室」です。
にじり口・茶道口のフレームも楮の枝を編んだもので、
茶室のすべてが和紙の原料であるコウゾで構成されています。