掛軸、屏風、和額など、日本の文化を彩る表具。
その一つ一つの作品が完成するまでには、様々な工程、材料を要します。
煌びやかな緞子はもちろん、裏打用の和紙、糊、専用工具など、
表具職人御用達の表装材料の組み合わせによって仕立てられた表具は、
美術作品をさらに引き立てます。
表具において、一番に目に入る裂地。
絹糸などを織り合せ、伝統的文様や幾何学模様等に
仕立てられた裂地は表具を彩ります。
正絹物からお値打物まで、各種取り揃えております。
裂地の中でも、ひと際煌びやかな金襴緞子。
仏表装用、一文字用など、表具作品を輝かせます。
着物用の織物で知られる西陣織。
表装用にも、西陣織で仕立てられた物があります。
日本の伝統的工芸品が、表具をさらに引き立てます。
表具作成に欠かせない和紙。
用途によって様々な種類、厚さを使い分けることで、
一つの表装作品が出来上がります。
和紙特有の質感は、表装用に限らず多くの用途で
御利用していただけます。
刷毛や定規等、表具作成には専用道具が欠かせません。
プロの表具師御用達の道具を各種取り揃えております。
特注品など、ご要望に応じて作成することも可能です。
昭和58年より「表具材料展示会」を開催しております。
全国各地より、額縁や掛軸などの表装材料業者が集い、
表具職人様を始め愛好家の方に御来場頂いております。